全国で送配電会社が需要家構内に設置するスマートメータなどの3つの電力ビッグデータを活用し、家庭・企業・地域の電力消費によるCO2排出量やその削減量を精緻に算定し、ブロックチェーンやAIを用いるなどして公正に評価・価値取引をする特許技術を取得した。家庭や企業の電力消費量を各時間帯別の排出係数とかけ合わせて、その値を期間全体で合算することで期間全体のCO2排出量を算出し、また、その値をその期間の電力消費量で割り戻すことで、それぞれの家庭や企業ごとに固有の排出係数を算定する。これを、送電網の平均排出係数や他の利用者と相互比較して自身の環境配慮行動の成果の絶対水準や相対水準の評価や価値創出量の算定が可能となる。

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