配筋検査は1～2名の作業者が写真用クロスロッド・リボン・マーカー等を使用して検査していたが、iPad Proのみで検査が可能なため準備が不要となり作業者1名で実施できる。iPad ProのLiDARスキャナ機能で取得した鉄筋の3次元点群データから鉄筋情報を検知して配筋間隔の計測を瞬時に行い、画面内にライン(またはマーカー)および配筋間隔の数値をリアルタイムに重畳表示する。計測結果をクラウド上に保存できるため、現地での検査後、クラウド上にある検査写真を選択するだけで帳票が自動で作成され大幅な時間短縮となる。

URL　:　https://www.cbr.mlit.go.jp/kikaku/dx/pdf/R04-03.pdf