AIを用いた高精度な気象予測情報を建設現場の工程の調整などに役立てる。AI気象予測サービスは3段階で構成する。1つ目は気象予測技術と対象エリアの気象観測データを学習したAIを組み合わせて、気象予測情報を提供する。この気象予測情報を建設工事に向けて加工したものが2つ目となる。例えば、クレーン作業は中止にしなければならない風速条件が定められており、一定時間ごとの平均風速予測の情報を「クレーン作業指数」として提供する。こうすることで、事前の工程変更が容易になる。3つ目はこういった情報を伝達する手段としてチャットツールやデジタルサイネージを検討していく。

URL　:　https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/15220/