サル被害の対策に寄与する3種類のAIを開発して、その精度を確認した。検出AIは、 99.9%の精度であり、「実務で十分活用可能なレベル」との評価だった。性年齢識別AIと個体識別AIは、基礎研修を受けた自治体職員と同等以上のレベルであり、「実現可能性有り」との評価だった。通信機能付きトレイルカメラでは、確度の高いリアルタイム通報を実現(捕獲檻近辺の出没状況等を遠隔で監視)した。通信機能無しトレイルカメラでは、膨大な画像データの処理を省力化(生息調査で撮影した画像の処理を自動化)した。

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