JALの持つエンジン整備の豊富なノウハウと、クレスコが医療分野で培った画像認識技術や機械学習の知見を掛け合わせて、航空機エンジン内部検査ツールを開発した。プロトタイプのツールによる検証により、整備作業における本ツールの機能と将来的な活用性が評価、加えて故障予測の実現性も確認された。タービンブレードの詳細な検査記録をデータベース化し、より精密な内視鏡検査に取り組むとともに、日々の検査で蓄積された情報と運航中に収集しているエンジンデータを融合させることで、不具合の発生を予測して事前に整備処置を行う予測整備へつなげる。

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