ヒラメの稚魚約3700匹が入るいけす（長さ20メートル、幅3メートル）に、水中と水上で動画撮影するカメラや、水温と酸素濃度を測る水質センサー、自動給餌器を設置し、遠隔管理する。パソコンとスマートフォンで餌の量や給餌時間を設定でき、養殖場ではあらかじめ設定した時間に自動給餌器から飼料が出る。給餌作業がなくなり、作業時間を削減。人が入らないため、より衛生的な環境づくりにつながった。安定した水温管理やこまめな給餌が可能になったため、成長率や生残率も向上し、今後、出荷数の拡大も見据える。

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